コラム 「酒が残る」
連日、飲酒していると、40代くらいから翌日に酒が残るようになります。
えっ、なりますよね?
はあ、私だけ? そんなことはないでしょう。
いやいや、なりますって。
ということで、なぜ翌日まで酒が残るのかについて考えていきたいと思います。
/////メニュー/////
翌日まで残る原因
解決策
二日酔いになったら
まとめ
////////////////////////
翌日まで残る原因
単に飲みすぎと言ってしまえばそれまでですが、若い頃はこれくらいなら大丈夫だったと思える程度の飲酒でも、40代くらい、特に半ばを過ぎると翌日まで残りやすくなります。
これには2つの原因があると考えられます。
まず一つ目は、肝臓が弱り始めていることです。
連日、酒を飲んでいる中で、最もアルコールを分解できる力があるのは30代で、その後はだんだんと衰えていきます。
これは具体的なデータがあるわけではありません。
ただ「朝までアルコールが抜けない」等の相談が、年齢が上がるにつれて多いことから、このように推察できるということです。
それともう一つが、身体の水分の減少です。
下のグラフをご覧ください。
子供であれば70%、これが成人になると60%、そして年をとるにつれてだんだんと水分量が減ってきます。
これにより、同じ飲酒量であっても血中アルコール濃度が違ってきます。
若いほうがアルコールが薄くなり、年をとると濃くなることがわかります。
また、アルコールの分解には水分を使いますので、水分が少ないほうが分解できないってことになります。
要するに、水分が少ないことで二重にアルコールが残りやすい状態ができてしまうわけです。
なるほどですね。
どおりでアルコールが抜けにくいわけです。
解決策
そこで、翌日に残さないための解決策について考えてみたいと思います。
身体に水分が少ないので、まずは水分の補給です。
これは、できれば酒と同量の水を飲むことが望ましいです。
または酒を一杯飲んだら、次は水を一杯など、交互に飲めば同量になります。
しかし、これでは宴会などではシラケてしまいますね。
なので、宴会の終盤から交互に飲むとか、どうしてもダメならば家に帰ってから大きめのコップに1~2杯の水を飲むようにしましょう。
またサプリメントもオススメです。
サプリメントに関しては、人によって合うもの、合わないものがあります。
数種類試してみると、あなたに合うものに巡り合えると思います。
二日酔いになったら
いろんなことを試しても、もし二日酔いになったらどうするか。
まず当たり前のことですが、車の運転は避けましょう。
そして水分の補給です。
一番いいと思われるのは、糖分、塩分が入ったスポーツドリンクですね。
特に肝臓の働きを助けるアミノ酸が入っていれば、なおいいでしょう。
|
もし吐き気などがなければ、みそ汁や野菜ジュースなどでもいいですし、当然ですが水でもいいです。
また呼気から匂いがする場合は、ブレスケアなどを使いましょう。
ただブレスケア自体を飲みすぎると、ミント臭の胃酸が上がってきます。
これ、結構気持ち悪いんです。
なので、1度に飲むのは、最高で4粒くらいまでですね。
この他にも、二日酔いの時に気温が高かったり、身体が温まったりすると顔が紅潮する場合があります。
もしこの時に接客となると、だらしない印象を与えかねません。
なので、寒めの服装、冬であれば暖房を弱める、夏場であれば冷房を強めるなどして、顔が紅潮しないようにしましょう。
まとめ
ここまで、年齢により酒が翌日まで残ることについて考えてきました。
まとめとして、まず言えるのは水分補給ですね。
これは酒を飲んでいる時も、飲んだ後も、翌日もです。
年を取ってくると体の水分量が少なくなってくることを勉強しましたので、飲酒と関係なくても水分を取るべきですね。
そして肝臓が弱ってきたと思ったら、サプリメントなどもいいでしょう。
そして何よりも酒を飲みすぎないことです。
私は寝付けないので酒を飲むのですが、こういう場合は医師に相談して睡眠導入剤を処方してもらうことですね。
健康でないと、飲みたい時に飲めなくなります。
また、健康でないとおしゃれもできませんしね。
さあ、水分補給して今夜も飲むぞ‼️笑
それではまた。