亜鉛 食べ物から10mgを毎日
身体に必須ミネラルといわれる亜鉛。
この亜鉛は体の中で重要な働きをしています。
さて、この亜鉛の効果とは何でしょうか。
って、今日は金属の話ってわけじゃないですよ。
あなたは変なものをクリックしたわけではありません。
うちはファッションと美容のブログです、間違えていませんよ。笑
話を続けますね。
亜鉛はどんな食べ物に入っているのでしょうか。
そしてどれくらい食べればいいのでしょうか。
今回はこの亜鉛について勉強していきます。
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亜鉛とは
亜鉛不足
亜鉛の効果
亜鉛を含む食べ物
まとめ
亜鉛とは
亜鉛は体内に2g存在します。
そしてそのほとんどが筋肉と骨の中に存在しますが、皮膚や肝臓、膵臓などのいろんな臓器にも存在し、いろんな酵素を構成する要素になります。
体内で必須ミネラル16種といわれるものがあり、亜鉛もその一つです。
これは体内で作り出されることはないため、食事等で外から摂取する必要があります。
また身体が亜鉛不足になると、味覚障害や免疫力不足、男性の場合はED※注になる可能性もあります。
※注 EDとは勃起不全のことです
おっと、EDは怖いですね。
できればなりたくないところです。
亜鉛不足
亜鉛不足を招く主な原因として、一つは偏った食事ですね。
亜鉛は魚介類や肉類に多く含まれるため、ベジタリアンなどの菜食主義の人は不足しがちです。
またホウレン草などに含まれるシュウ酸が、亜鉛の吸収を妨げるといわれています。
他にもポリリン酸も亜鉛の吸収を妨げるといわれています。
ポリリン酸は、主にハムやソーセージに入っています。
プロセスチーズにも乳化剤としてポリリン酸が使用されています。
また缶詰の保存料としても使用されます。
さらにお酒を飲む方も注意が必要です。
というのも、亜鉛はいろんな新陳代謝に関わりますが、アルコールも例外ではありません。
アルコールを代謝するのに、亜鉛がかなり消費されます。
なので、アルコールを飲む場合は亜鉛を多めに摂取するなどの配慮が必要になります。
亜鉛の効果
亜鉛にはどのような効果があるのでしょうか。
抗酸化作用
亜鉛はビタミンAの代謝を促進します。
ビタミンAの抗酸化作用を活発にするので、過酸化脂質の害を防ぎます。
過酸化脂質とは中性脂肪やコレステロールが活性酸素によって酸化されたものです。
といっても、あまりピンと来ないでしょう。
過酸化脂質は腎臓にとどまり続け、臓器の細胞に浸透していって、細胞を破壊します。
活性酸素の身体での実際の害は、活性酸素そのものよりも、むしろ過酸化脂質が害を及ぼしているのではないかと考えられています。
味覚を保つ
舌にある味を感じる細胞は、短期間で生まれ変わります。
この生まれ変わりに亜鉛が必要になります。
体内に亜鉛があることで、細胞が次々と生まれ変わり、正常な味覚を保つことができるのです。
免疫力を上げる
血液中の白血球が、体内に入ってきた細菌を攻撃します。
この白血球にも亜鉛が含まれています。
またビタミンAが粘膜を保護しますが、このビタミンAを体内に引き留める効果もあります。
なので、のどの痛みや鼻水などに効果があります。
生殖機能の維持
亜鉛は前立腺や性腺にも存在し、性ホルモンの合成や精子の生成に深く関係しています。
アメリカでは亜鉛のことを「セックスミネラル」と呼ばれているほどです。
性欲減退にはいろんな原因がありますが、その一つに男性ホルモンであるテストステロンの減少があります。
これが、毛髪の亜鉛濃度が高い男性は、血中のテストステロンが高いという報告もあります。
この因果関係は解明されていませんが、おそらく、関係は遠からずという気はしますね。
薄毛対策
亜鉛は薄毛にも効果を発揮します。
まず髪の主成分はケラチンです。
ケラチンはたんぱく質と亜鉛でできています。
また抜け毛の原因となるジヒドロテストステロンを抑える働きもありますので、亜鉛は髪には重要な成分ということができると思います。
美肌効果
皮膚もたんぱく質ですので、美肌効果もあります。
たんぱく質の代謝を高めますので、早いサイクルでの代謝が期待できます。
またコラーゲンを合成するときにも亜鉛が必要になります。
美肌と亜鉛、切っても切れない関係ですね。
他にも、子供の発育にも必要ですし、うつ状態を緩和する働きもあります。
これらの働きを考えると、亜鉛が不足するのは怖いですね。
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亜鉛を含む食べ物
どんな食べ物に亜鉛が入っているのでしょうか。
100g中 単位はmg
肉類 | 豚レバー | 6.9 |
---|---|---|
牛肩ロース | 5.8 | |
牛ひき肉 | 4.3 | |
魚介類 | ||
牡蠣 | 13.2 | |
するめ | 5.4 | |
かに缶 | 4.7 | |
豆類 | ||
高野豆腐 | 5.2 | |
大豆 | 3.2 | |
油あげ | 2.4 |
こうして見てみると、牡蠣が圧倒的に多いですね。
そして肉類です。
男性は1日に10mgが推奨量なので、肉類を毎日250g以上食べることになります。
肉の部位によってはそれ以上ってことですよね。
明らかに太りますね。
やっぱサプリかな…
まとめ
今回は亜鉛について勉強しました。
亜鉛は必須ミネラルで、毎日摂取する必要があることがわかりました。
そして
- 抗酸化作用
- 味覚を保つ
- 免疫力を上げる
- 生殖機能の維持
- 薄毛対策
- 美肌効果
などの効果があることがわかりました。
これはもう明日から牡蠣ですね。
牡蠣と言えば広島、広島と言えば鈴木誠也です。
そして鈴木誠也みたいに「カキーン」なんて…
すみません、おやじギャグがすぎました…笑
それではまた。